トップチームのリーグ戦第8節、MMサントスFCとの試合が行われました。
前節の勝利を切っ掛けに巻き返しを図りたいところでしたが、相手の
気迫溢れるプレーに押され序盤は劣勢。
CKからあわや失点の場面は僅かに枠外で救われると、直後には最終
ラインの間を通されて1対1の決定機を作られますが、GK1篠崎選手の
ビッグセーブに助けられます。
その後も相手の早いプレッシャーと攻撃陣の裏を狙う動きで圧力を
掛けられ苦しい展開が続きますが、前半半ばに右CKからファーサイド
で36太田選手が打点の高いヘディングで合わせて先制。
劣勢の中の先制点で落ち着きを取り戻しその後は安定した試合運び。
しかし一瞬の隙からボランチ脇のスペースを使われるとPA内で背後を
取られて失点、試合を振り出しに戻されます。
前半はほぼ互角の試合展開のまま得点を奪うことはできませんでしたが、
守備時に全てのポジションでハードワークを続けて球際の激しいプレー
の応酬、締まった展開のまま後半へと移ります。
後半も最前線36太田選手のチェイシングを軸に高い位置でのボール
奪取を狙うと、15分にその36太田選手が相手GKに激しくチャレンジ、
GKのクリアを36太田選手が跳ね返したボールがゴールに吸い込まれる
幸運で再び勝ち越し。
しかし3分後、今度は自陣でのバックパスの処理を誤りオウンゴール
で失点、2-2の同点となり勝負の行方は終盤へともつれ込みます。
どうしても勝ち点3の欲しい試合、フレッシュな選手を投入しながら
勝利を目指す中で徐々に相手も疲弊し前線でボールを持つ時間が
増えますが、数的優位の局面でシンプルに味方を使わず不用意な
ロストを繰り返し逆襲を浴びるなど、判断ミスにより無駄に守備陣に
負荷を掛けるプレーが続くと、案の定後半ATに中央を割られて痛恨の
失点。残念ながら2-3の逆転負けを喫しました。
相手のハイプレスやシンプルに裏を狙う攻撃が素晴らしく拮抗した
展開となりましたがスコアは常に先行、個々の役割を徹底して
最低限勝ち点を拾いたいゲームでしたが、ボールを保持した場面で
判断の誤りが多く自ら勝ち点を手放した格好、非常に悔いの残る
敗戦となりました。
確かに守備陣のミスによる失点はありましたが、ミスが失点に
直結する守備陣と比べ前線の選手のボールロストに対する意識や
責任感が欠けているのかもしれません。一つ一つの判断や守備への
切り替えの遅さがチームの勝ち点・順位に大きく影響することを
もっと意識して、また最後方で身体を張る選手や出番の無い選手の
気持ちを背負ってピッチに立っていること、ここを強く意識して
次節前期最終節に臨んでほしいと思います。
県リーグ3部 第8節
vs MMサントスFC
前半 1-1
後半 1-2
合計 2-3
得点者
36太田×2
警告
7山下
2023年5月28日日曜日
[2023.05.28] 県リーグ3部 第8節 MMサントスFC
投稿者 狭山ラトルズSC 時刻: 16:25
ラベル: 2023 県リーグ3部
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