2021年11月14日日曜日

[2021.11.14] ブロック決勝大会 1回戦 FC古谷


狭山市リーグを制したナイト(セカンドチーム)が出場する
県3部昇格を賭けたブロックリーグ決勝大会の1回戦、
川越市代表のFC古谷との試合が行われました。

絶好の快晴のなかホーム柏原で行われた大一番、気合十分で
臨んだアラフォー軍団ラトルズナイトは序盤からリスクを
避けたシンプルなプレーで優勢に進めます。

かつて県1部でゴールを量産した21虫本選手を中心に、
同じく長らく県1部で活躍した77山田選手と9牧田選手が
絡んだトライアングルで次々相手ゴールに襲い掛かると、
開始早々21虫本選手がネットを揺らすも旗が上がり惜し
くもオフサイドの判定。
直後にも21虫本選手がグラウンダーでゴール左隅を狙うも
枠を外れ、詰めた77山田選手の足も僅かに届かず。

更に2度3度と77山田選手がシュートまで持ち込むも、相手
の必死の守備にも阻まれすべて枠を捉えることができず。
良い時間帯に得点を挙げられずにいると徐々に若い対戦
相手に押し戻され、長いボールから2列目の飛び出しで
攻め込まれる場面が増えます。

その後もシンプルに前線にボールを送り込みますが、
やや縦に急ぎすぎる格好となり中盤でボールを落ち着かせ
ることができず、一進一退のままゲームが進みます。

しかしスコアレスのまま迎えた前半40分、8細田賢選手が
右から絶好のクロスを上げると、こぼれ球に反応した
9牧田選手がゴール左隅に蹴り込んで待望の先制点。
さらに終了間際の44分、右CKから77山田選手が倒れ込み
ながらジャンピングボレーで華麗に(加齢に?)ネットを
揺らし追加点、最高の時間帯に2点を先行し優位な状況で
後半に臨みます。

ハーフタイムに不用意な失点を避けて優位な状況を維持
することを確認した矢先の後半1分、縦パスに対する処理
を誤り裏へ抜け出されると、33細田修選手と1山梨選手が
必死に対応するも対角線に流し込まれて非常に痛い失点。

ミスから相手を勢いに乗せてしまうと、さらに後半半ば
に最終ラインの不用意なミスでボールを失い一気に
ゴール前まで運ばれる大ピンチ、対応した33細田修選手が
イエローカードをもらいながらギリギリPA外で止めるも、
このFKを直接叩き込まれ痛恨の同点弾を被弾。

ここから更に勢いを増す若い対戦相手の前に防戦一方の
アラフォー軍団ラトルズナイト、老体に鞭打ち必死に
抵抗するも疲労困憊のなか次々と足を痙攣する選手が
続出、ある者は虚ろな目でうわ言を言い、ある者は白眼
になってさまよい、ある者は目を閉じて立ちすくみ、
もはや生ける屍の様相。

藁にもすがる思いでパルプンテの使い手24高橋選手を
投入しますが、後半35分自陣PA内の混戦の中で唱えた
呪文は無情にも相手PKの判定。
このPKを一度は1山梨選手が止めるもリバウンドを
キッカーに詰められて逆転を許します。

その後気力を振り絞って前へ圧力を掛け何度もセット
プレーの機会を得ますが、疲労から精度を保つことが
できず、2-3で敗れました。

残念な結果に終わりましたが、今シーズン当初からこの
大会を目標に活動し、実際に狭山市リーグを制すること
ができ、非常に有意義な一年を過ごすことができました。

他チームより一回り高い平均年齢、仕事や家庭との両立、
歳を重ねるごとに怪我も増え、体力的にも厳しかったと
思いますが、一つの目標を持ってチーム全員で一生懸命
取り組む、サッカーの真の楽しさを味わえた、素晴らしい
シーズンだったと思います。

今年はあと一つカップ戦も残っています。今後もラトルズ
ナイトらしく全員で賑やかに楽しみながら、有終の美を
飾れるよう頑張っていきましょう。


ブロックリーグ決勝大会 1回戦
vs FC古谷(川越市1部)

前半 2-0
後半 0-3
合計 2-3

得点者
9牧田
77山田

警告
33細田修

呪文
24高橋(パルプンテ:消費MP20)

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