2020年12月13日日曜日

[2020.12.13] 狭山会長杯 3位決定戦 狭山コスモス

20201213アルバム

平均年齢40歳を優に超える中年蹴球団ナイト(セカンドチーム)
が出場する狭山会長杯3位決定戦。
季節外れの暖かな陽気の中、綺麗な天然芝に周囲の木々が
色づいた素晴らしい風景の堀兼上赤坂公園で行われました。

この試合も大勢の選手が終結、2トップには合計年齢90歳を
超す6熊田選手と27阿部選手を起用、先週同様ポンコツから
先に使い後半勝負を企てます。

前半の半ばに左サイドを突破され予定通り先制点を献上、
2点ビハインドまでは想定内ということで平常心でプレーを
続けますが、ここから予想外の事態が発生。

ゴール前のこぼれ球に対し27阿部選手が適当に左足を振り
抜くと、放たれたボールが急激に曲がりながらGKの頭上を越す
ワールドクラスの同点弾。

さらに調子に乗った27阿部選手が裏へ抜け出し相手DFと競り
合いながら柔らかいタッチで距離のあるループを放つと、
バックスピンにより強烈なブレーキの掛かったボールが綺麗な
放物線を描きながらネットに吸い込まれるまさかの逆転ゴール。
その美しいゴールはまるで時が止まったかのよう、ピッチ上
は一瞬静寂に包まれ、出場していた何人かのアラフィフは
心臓まで止まりそうなほどの衝撃。

小学2年以来の1試合2ゴールを挙げた27阿部選手の奮闘で
勢いを付けた中年蹴球団ナイトの勢いは止まらず、前半終盤
にはトップチーム時代にゴールを量産したラトルズ歴代NO.1
ストライカー21虫本選手がPA外から左足で全盛期を思わせる
弾丸ゴールを沈めて突き放し、3-1で前半を折り返します。

後半、トップ時代将軍の異名でパワフルなゴールを量産し
飲み屋ではパワハラ紛いの恐怖政治によりチームを牽引した
15田嶋選手や、この日3世代で10人近くのファミリーが会場に
集結した細田家の長男で同じくトップ時代は卓越した技術で
左サイドを制した8細田賢などを投入、一気に4枚替えで勝負を
決めに行きます。

往年の名選手たちの共演ですぐさま決定機を作るなど序盤
こそ優位に進めますが、さすがに皆40代の団塊ジュニア、
徐々に若い対戦相手に反撃を許すと自陣右サイドから
グラウンダー気味のミドルシュートを決められ3-2と1点差に
詰め寄られます。

疲労により動悸息切れを訴える者も出始め暗雲立ち込める中、
7石川選手がゴール正面から昭和風に言うとバナナシュートを
見事に決めて再び2点差に広げると、その後は御年69歳の
17佐藤大明神を投入して逃げ切り、3位入賞を果たすことが
できました。


狭山会長杯 3位決定戦
vs 狭山コスモス(狭山市2部)

前半 3-1
後半 1-1
合計 4-2

得点者
27阿部×2
21虫本
7石川

警告
なし

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