[2016.12.18] 特別親善試合 兄弟対決

2016年蹴り納めとして特別親善試合、狭山ラトルズトップチーム vs
往年の迷選手達で構成される狭山ラトルズナイト(セカンド)の
兄弟対決が行われました。

30分×3本で行われた試合は1本目にナイトのバックパスのミスから
トップ38矢部選手が抜け出しトップチームが先制。
さらに左からのクロスボールを収めたトップ39鈴木選手が右隅に
流し込み2点目を挙げると、34深谷選手の右からのクロスボールが
直接ネットを揺らすトップにとってはラッキーな、ナイトにとっては
不運なゴールが生まれ、トップが3-0と大きくリード。

2本目もトップが主導権を握ると32森選手の技ありのシュートが
決まり4-0。一矢報いたいナイトは伝説のストライカー15田嶋選手が
全盛期を彷彿とさせる高い打点からGK17篠崎選手に競り勝ち反撃の狼煙。

しかし巧みな技術でトップの旗振り役となった32森選手が切れのある
ドリブルから狙い済ましたシュートを決め5-1と勝負を決定づけます。

3本目に入り疲労困憊のナイトを圧倒するトップが6点目の得点を
奪った後、ナイト23内川選手が右足アウトにかけたスーパーゴールで
ベテラン勢が意地を見せますが試合はこのまま終了、トップ6-2ナイトで
一年の締め括りとなる蹴り納めが終了しました。

局面ではトップ10牧田選手対ナイト7石川選手のヘディングでの競り合い、
ナイト15田嶋選手の強靭なフィジカルに対抗するトップ守備陣、
ナイト守備陣を切り裂くトップ38矢部選手の圧倒的なドリブルの技術など
多くの見せ場がありましたが、総合的には若さあふれるトップチームの
スピードと高い技術がナイトを圧倒。
敗れたナイトにとっては悔しさも残るゲームでしたがそれ以上に
トップの若い後輩たちの頑張りをひしひしと感じることができた
非常に嬉しいゲームでもありました。

県3部降格後の2年間急速に進む世代交代の影響もあり必ずしも順風満帆とは
言えない日々を過ごしてきたトップチームですが、これから全盛期を迎える
若い選手達がチームを背負う自覚と責任感を強く持ち始め未来への明るい
展望が見え始めた2016年、新たに加入する多くの若手選手達を含めて
ラトルズらしい明るく楽しく一体感のあるサッカーで復活への道筋を
切り開いてもらいたいと思います。

またこの日を最後にラトルズ全盛期を支えた偉大なる努力家12佐渡屋選手が
トップチームからの引退とナイト(セカンド)への移籍を正式に発表しました。
高校卒業直後に入団し17年間という長い期間、常に高いモチベーションを持ち
血の滲むような努力を続けて市民リーグから県1部まで駆け上がったチームの
キャプテンとして、一晩や二晩ではとても語り尽くせないほど多くのものを
ラトルズにもたらしてくれました。

佐渡屋選手、本当にありがとう、そしてお疲れ様でした。

トップチーム vs ナイトクラブ(セカンド)
1st 3-0
2nd 2-1
3rd 1-1
Tot 6-2

得点者
1st 38矢部(トップ)
1st 39鈴木(トップ)
1st 34深谷(トップ)
2nd 32森(トップ)
2nd 15田嶋(セカンド)
2nd 32森(トップ)
3rd O.G(トップ)
3rd 23内川(セカンド)