2009年9月28日月曜日

[2009.09.27] 県リーグ2部 第16節 北坂戸SC

県2部第16節は、得失点差で2位につける北坂戸SCと対戦。
前期の試合が雨で流れたため、今季初めての対戦となりました。

序盤から両チームの守備が機能し、互いにチャンスを作り出せない
膠着状態のまま時間が経過します。
前半の半ば以降はなかなか主導権の握れない中盤での争いを避け、
早めに前線のターゲット田嶋選手に放り込みシンプルにゴールを目指す形に。

するとポスト役の田嶋選手が相手のマーカーを圧倒、パートナーの
FW内川選手や中盤の中嶋選手、山田選手が自由にボールを受ける形
も出始め、優位に試合を進めます。

より高い位置にポイントができると、2トップに山田選手が絡んだ右サイドを
起点とした攻撃で何度もチャンスを作りますが、相手の好守にも阻まれ
得点を奪うことができません。

しかし0-0のまま前半が終わるかと思われた42分、右CKで中嶋選手が
素晴らしいボールを入れると、ファーサイドで石川選手が打点の高いヘッド。
これは惜しくも相手DFに防がれますが、こぼれ球に素早く反応した加藤選手が
左足で蹴り込み待望の先制点を奪います。

後半も同じように田嶋選手のポストープレーを軸にした攻撃で追加点を
狙いますが、後半10分にペナルティエリア外から巧みなミドルシュートを
決められ同点とされます。
その後は勢いを取り戻した北坂戸SCの猛攻に遭い自陣に押し込まれる展開。
守備陣の体を張ったプレーで失点にはならないものの、続けざまにCKを与える
など、我慢の時間帯が続きます。

そんな劣勢の中の後半20分、相手CKを守りきった後に電光石火のカウンター。
東門選手から素早く相手陣内に飛び出した細田(耕)選手に好パスが送られると、
左サイドを一気に突破した細田(耕)選手がゴール前へグラウンダーの折り返し。
これをゴール前に猛然と飛び込んできた内川選手が右足で冷静に決め、
2-1と再びリードを奪います。

苦しい時間を耐え抜いた後のゴールによって俄然ムードも盛り上がり、
その後再び試合の主導権を取り戻します。
田嶋選手の効果的なポストを軸に、前半は攻撃に参加できなかった左サイド
東門選手が再三深い位置まで侵入するなど、多くのチャンスをつかみます。

すると後半30分、またもカウンターから細田(耕)選手が右サイドを一気に
駆け上がり、ゴール前に走りこむ内川選手に対し絶妙のセンタリング。
これを内川選手が巧みなコントロールでGKを交わすと無人のゴールへ
豪快に蹴り込み大きな大きな追加点を挙げます。

2点のリードとなりその後も余裕を持って試合をコントロール、危なげない
試合運びで完勝と思われた矢先の後半40分、意外な所から敵が現れます。
ラトルズのペナルティエリア内で北坂戸の選手が手にボールを当ててしまい
レフェリーのホイッスルによって試合が止められますが、これがなんと
北坂戸のPKというありえない判定。
このPKを確実に決められ1点差に迫られます。

息を吹き返し同点を狙って猛然と襲い掛かる北坂戸SC。
快勝のつもりが一転、いきなり追い詰められたことで不安が広がりますが、
最終ラインを筆頭とした全選手の頑張りで最後までこの1点差を死守。
県3部時代からの好敵手を相手に見事な勝利、非常に嬉しい結果になりました。


県リーグ2部 第16節
VS 北坂戸SC

 1st 1-0
 2nd 2-2
Total 3-2

得点者
加藤
内川2


県リーグ2部 その他の結果

Aブロック 順位表

ロクFC天海 5-1 立正大学FC'76
与野八王子 1-0 鴻巣ラホージャ
川越全酪 4-3 草加SC
FCサンシン 2-1 狭山アゼィリア

Bブロック 順位表

大里FC 1-2 武南クラブ
FC elf 6-2 杉戸クラブ
FC3DEP 3-0 埼玉オーステン
与野FCH 4-4 越谷WEST
富士見FC 2-1 川高蹴球会

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