2009年4月6日月曜日

[2009.04.05] 県リーグ2部 第1節 川越全酪SC

いよいよ待ちに待ったリーグ戦が開幕しました。
開幕戦第1節の相手は昨年県2部Bブロックで7位の川越全酪SC。
悲願の県1部昇格に向け是が非でも勝利で飾りたいところでしたが、
前半相手GKの退場によって得た数的優位を生かすことができず1-2で敗戦、
いきなり出鼻を挫かれる非常に残念な結果となりました。

気負いからか、序盤からチーム全体に硬さが目立つ低調な立ち上がり。
パスやボールコントロールなどでミスが多くなかなか中盤でボールが収まらず、
結局長いボールが増えてしまうラトルズにとっては非常に嫌な流れでした。

内容は悪いながらも相手にも決定機を作らせずスコアレスのまま迎えた
前半20分、カウンターから一発で相手俊足FWに前を向かせてしまうと
そのままゴール前まで一気に持ち込まれ、必死で追いすがるDF加藤選手の
ディフェンスも及ばず強烈なシュートで二アサイドを破られ先制点を奪われます。

失点後も展開を打開できず嫌なムードで試合が進みますが、前半30分に
左サイドからFW内川選手がゴール前に飛び出した岡崎選手に対し
絶好のボールを送り込む決定的なシーン、ここでゴールを飛び出した
相手GKがペナルティエリア外で手を使って阻止し一発退場。
早い時間での相手選手の退場に俄然ムードも盛り上がります。

しかし狂った歯車は簡単には修正することができず、大きなサイドチェンジや、
サイドや裏へのタイミングの良いパスも強い風に流され再三ラインを割って
しまうなど、傾きかけた流れを引き寄せることができないまま前半が終了します。

後半に入ってもなかなか効果的にボールを動かすことができず我慢の展開、
1点ビハインドのまま試合が進みメンバーチェンジも考え始めた矢先の後半20分、
最終ラインのバックパスが相手FWに奪われるミスから非常に痛い失点、
これで2点を追いかける苦しい展開に追い込まれます。

完全に後が無くなったここからようやく目を覚まし、この後は試合終了まで
必死の猛攻。 得点には至らないものの次々相手ゴール前へ押し寄せます。
すると後半25分にペナルティエリア内で内川選手が倒されPKを獲得。
しかしチームの期待を一身に背負った中村選手のキックはコースが甘く、
相手GKに防がれる痛恨のミスで追撃ならず。

ここで負傷した内川選手に代え長身DF田嶋選手をFWに上げ、DFには荒井選手、
中盤に中嶋(義)選手を投入し完全なパワープレーにシフト。
ターゲット役の田嶋選手が軸となり猛然と相手ゴールに襲い掛かります。
しかし相手守備陣の必死の守りやGKの再三にわたる好守に阻まれ得点を奪えず
時間だけが経過。
終了5分前となる後半40分に、相手最終ラインを突破した中村選手が先程の
汚名返上となるゴールを決めようやく1点を返しますが、反撃があまりにも遅く
1-2のまま試合終了、開幕戦を白星で飾ることができませんでした。

前半の内に数的優位に、さらに後半には微妙な判定でPKを獲得するなど、
運は完全にラトルズにありましたが、その運を全く生かせず非常に悔いの残る
試合となりました。
全体的にミスが多く、歯車は狂いっぱなしのまま、ただそれ以上に突然の
出場となった控えGKを筆頭とした相手守備陣の頑張りは見事でした。
球際での激しいアプローチ、ゴール前での体を張った必死の守り、
もちろんラトルズの選手も強い気持ちで試合に臨みましたが、この日ばかりは
完全に相手の気持ちの方が上回っていました。

県1部昇格という目標を掲げた中でいきなりの敗戦となり、非常にショックは
大きいと思いますが、1つくらいの負けは今後いくらでも取り返すことができます。
大事なのは引きずらないこと、とにかく気持ちを切り替えて次節、どんな内容でも
良いからまずは一つ白星をもぎ取りましょう。


県リーグ2部(Aブロック) 第1節
VS 川越全酪SC

 1st 0-1
 2nd 1-1
Total 1-2

得点者
中村


県リーグ2部 その他の結果

Aブロック 順位表

狭山アゼィリア 0-0 与野八王子
北坂戸SC 6-0 草加スポーツクラブ
FCサンシン 3-0 立正大FC'76
ロクFC天海 5-3 鴻巣ラホージャ

Bブロック 順位表

武南クラブ 3-0 与野FCH
埼玉オーステン 1-3 大里FC
川高蹴球会 - 杉戸クラブ
FC elf - FC3DEP
富士見FC 0-2 越谷WEST

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