2010年7月5日月曜日

[2010.07.04] クラブ選手権 準々決勝 桶川SC

全国クラブチームサッカー選手権埼玉県大会準々決勝、
桶川SCとの試合が行われました。

リーグ戦今季10得点の大黒柱田嶋選手が欠場したFW陣は、
同7得点の内川選手と5月に京都出張から復帰した一昨年までの
エース虫本選手の2トップでスタート。
すると試合開始直後にこの2選手が魅せます。

DF波多選手のロングフィードから相手DFの裏へ抜け出した
虫本選手が右サイドから高速クロスを放り込むと、
ゴール前へ走り込んだ内川選手が豪快に頭で叩き込み、
開始1分足らずという電光石火の先制点。

その後も完全に試合の主導権を握ると前半18分には右CKから
波多選手が入団初ゴールとなる右足のボレーを決め追加点を奪います。

その後は押し込みながら追加点を挙げることができませんでしたが、
後半9分に相手ペナルティエリア内に巧みなドリブルで侵入した
山田選手が倒されて得たPKを内川選手が確実に決め3-0とし、
ようやく試合を決定づけます。

後半15分に気の緩みから右サイドの守備がルーズになり1点を
返されますが、逆にこの失点で火がつきその後は怒涛の攻撃。
17分に途中出場経塚選手が左サイド深い位置から左足で巧みな
シュートを決めると、20分には虫本選手の強烈なミドルが相手GKの
ファンブルを誘い5-1。
気持ちが切れ足が止まった相手に対しさらに追い討ちをかけると、
24分に内川選手のアシストから途中出場のムードメーカー荒井選手が、
記録の残る2004年以降では公式戦初となるゴールを決め6-1。
さらに26分に内川選手がハットトリックとなるゴール、
30分に細田(耕)選手、ロスタイムには山田選手にもゴールが生まれ
終盤15分間で6ゴール、結局9-1という大差での勝利で、準決勝へ
駒を進めました。

攻撃面では非常に高い精度のフィニッシュ、緩急を織り交ぜた効果的な
攻撃が見られるなど満足のいく内容でしたが、守備では不用意な形で
相手に余計な点を与えてしまい、また、終盤には最終ラインでのパスミスが
続出するなど課題も残る試合になりました。

次週の準決勝はいよいよ名門与野蹴魂会に挑みます。
大勝に浮かれず、引き続き気を引き締めてこの一戦に臨みましょう。


クラブ選手権埼玉県大会 準々決勝
VS 桶川SC(桶川市)

 1st 2-0
 2nd 7-1
Total 9-1

得点者
内川3
波多
経塚
虫本
荒井
細田(耕)
山田

スターティングメンバー
GK 1 渡辺 →後半0分 33 小林
DF 29 日野
DF 28 波多
DF 16 中村(元)
DF 18 細田(耕)
MF 12 佐渡屋 →後半0分 20 経塚
MF 26 中村(芳) → 後半0分 17 加藤
MF 9 山田
MF 25 東門 →後半20分 19 荒井
FW 21 虫本 →後半20分 24 高橋
FW 23 内川

リザーブメンバー
GK 33 小林
DF 10 井上
DF 17 加藤
DF 19 荒井
DF 20 経塚
MF 24 高橋

スタッフ
監督 熊田(智)
コーチ 石川

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