県リーグ2部第9節、昨年まで県1部に所属し、今季これまで8戦全勝で
首位を快走する川口SCとの試合が行われました。
ロングボールで圧力を掛けて来る相手に序盤のペース争いで遅れを取り、
やや押され気味の展開でスタート。
中盤から下の粘り強い守備で決定機を与えず、徐々に盛り返し始めて試合が
膠着するかと思われた前半14分、相手のロングボールを跳ね返しに行った
味方2人が交錯してしまうミスから相手FWに独走を許すと、
これを確実に決められ先制点を献上してしまいました。
失点後も同じような展開でしたが徐々にチャンスも増えるようになり、
相手陣内左サイドでボールを受けた虫本選手が見事な胸トラップから
相手DFを振り切るも、左足で放ったシュートはブロックされ得点ならず。
左CKから中央で田嶋選手が完全にフリーになった場面はヘディングを肩に
当ててしまうミス、さらに右サイドでフリーになった虫本選手が
ペナルティエリア内右45度の得意な位置でボールを受ける決定的な
場面が生まれますが、一瞬の躊躇いからシュートが遅れると
これもブロックされ得点を挙げることができず。
この良い流れの時間帯に得点を奪えずにいると、前半30分に左サイドを破られ、
カバーリングの遅れた中央で相手FWをフリーにさせてしまい2失点目を喫す
非常に厳しい状況に追い込まれます。
前半残り10分になり非常に重苦しい雰囲気が漂う中、右サイドの松田選手が
快足を飛ばしてライン際を突破し、ファーサイドにピンポイントのクロスを
送り込むとこれを東門選手が頭で落ち着いて決めて1点を返します。
これで息を吹き返し攻勢を掛けると、前半終了2分前に左FKから
キーパーの鼻先でフリーになった田嶋選手が先ほどのミスを帳消しにするゴール。
2点のビハインドを前半の内にチャラにする最高の展開で、
相手の足が鈍り始めたことも重なり完全に試合のペースを握ります。
すると後半開始早々、左サイドの短いパス回しを経てボールを受けた山田選手が
右サイドの裏へ飛び出した松田選手へ完璧なスルーパスを送ると、
松田選手が快足を生かし追いすがる相手DFを物ともせず独走し
値千金の逆転ゴール。
意気消沈する相手に対しさらに攻勢を掛け、相手陣内でボールを受けた
虫本選手がペナルティエリア外から強烈なミドルを放ちますが僅かに枠を逸れ
追加点ならず、その後は一進一退の攻防。
序盤から豊富な運動量で攻守に亘り奔走した佐渡屋選手、中嶋選手の両ボランチが
足を痛めてピッチを去った後は相手の猛攻にさらされますが、
最終ラインを中心に気持ちのこもった守備で相手に得点を与えず。
ラスト10分はユニフォームのトラブルなどもあり、10人での戦いを余儀なくされるという
窮地に追い込まれましたが、逆にカウンターから抜け出した虫本選手が
相手の息の根を止めるゴールを挙げ4-2。
全勝の相手に土を付ける会心の勝利を挙げると共に、自力での優勝が復活。
後期の逆転優勝へ望みを繋ぐ非常に大きな収穫を得ることができました。
怪我が長引くDF荒井選手に加え、前節負傷した中村選手、斉藤選手の
両FWの欠場、 さらに平日に中盤のダイナモ細田(耕)選手が負傷し欠場を
余儀なくされるなど、 非常にベンチの層が薄い中での戦いでしたが、
出場した全選手が気迫のこもったプレーを続け、ラトルズらしい
全員サッカーで勝利を手繰り寄せることができました。
7月に延期された前期残り1試合、この日の勝利を無駄にしない為にも、
気を緩めずに全力で勝ち点3を取る為に邁進して行きましょう。
県リーグ2部(Bブロック)第9節
VS 川口SC
1st 2-2
2nd 2-0
Total 4-2
得点者
東門
田嶋
松田
虫本
県リーグ2部 その他の結果
Bブロック 順位表
大里FC 1-0 深谷クラブ
児玉町SC 3-3 越谷WEST
FCサンシン 3-2 川高蹴球会
はぐれメタルズ 1-3 鴻巣ラホージャ
Aブロック 順位表
富士見FC 1-2 杉戸クラブ
北坂戸SC 5-1 埼玉オーステン
川越全酪SC 1-4 越谷FC
FC.Bicho 延期 ロクFC天海
FC elf 延期 AC蕨
2008年6月2日月曜日
[2008.06.01] 県リーグ2部 第9節 川口SC
投稿者 狭山ラトルズSC 時刻: 7:21
ラベル: 2008 県リーグ2部
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿