2008年6月16日月曜日

[2008.06.15] クラブ選手権 2回戦 熊谷西SC

全国クラブチーム選手権埼玉県大会2回戦、県3部北部地区に所属する
熊谷西SCとの試合が行われました。
リーグ戦とは全く異なる環境と相手の粘り強い守備などにも苦しめられ、
スコアレスのままPK戦までもつれ込む接戦となりましたが、
GK渡辺選手の活躍などで辛うじて勝利を挙げ3回戦へ駒を進めました。

試合は前線からの早いプレスを軸に序盤から優勢に進めますが、
狭い上にイレギュラーの多いピッチコンディションと
異様に弾むボールにも影響されボールコントロールに非常に苦しみ、
精度の低いプレーが続きゲームを完全に支配するには至りませんでした。
訪れた決定機も相手GKのファインセーブやフィニッシュのミスなどで
得点を奪えず、逆に前がかりになったところでカウンターから危険な場面を
作られるなど、悪いリズムを修正できないまま時間だけが経過します。

残り15分となった後半15分過ぎからは中盤での組み立てを諦め
空中戦に強いFW斉藤選手を投入、さらに長身DF田嶋選手を前線に上げ
パワープレーに切り替えますが、狂った歯車を戻すことができないまま
結局最後までゴールを割ることができずPK戦に突入しました。

PK戦はGK渡辺選手の活躍もあり三人目までで3-1とリード。
決めたら勝ちという場面で経塚選手の珍しいミスがありましたが、
直後に相手のキックがバーを叩き勝利、3回戦へ進出しました。

大会前から懸念していましたが、今大会は通常のリーグ戦より30分も短い
60分という試合時間により体力面でのアドバンテージがほとんど得られず、
今後もカテゴリーが下のチームとの対戦とは言え僅差の試合が続きそうです。
ただ今回の試合、ベンチを含めそれを過剰に意識し過ぎてしまったためか、
引いて守り意図的に時間を稼ぐ相手の術中に見事にはめられた結果チーム内に
焦りや苛立ちが生まれ、自分達で自らのリズムを崩してしまいました。
短時間で圧倒的大差をつけて勝つのは難しいかもしれませんが、
実際これまでのリーグ戦でもコンスタントに得点を奪えているので、
慌てず焦らず平常心で、落ち着いて自分達のサッカーを貫けば
自ずと結果は付いてくるはずです。この教訓を次戦に生かしましょう。

次戦も簡単な試合にはならないと思います。勝って当たり前と言う考えを捨て、
まずは守備からしっかりゲームを作り、プレーの質をより高いレベルまで追及し、
勝利に向けチーム一丸となって全力で戦いましょう。

クラブ選手権埼玉県大会 2回戦

VS 熊谷西SC

 1st 0-0
 2nd 0-0
Total 0-0
 PK 3-1


2回戦その他の結果。 トーナメント表

全16試合中9試合がPK、4試合が1点差と、大半の試合が僅差での決着。
2回戦から登場した県2部9チームは(川口SCのみ1回戦から参戦)、
時間内で勝ったのははぐれメタルズのみ。
川口SC、川高蹴球会が敗れ、北坂戸SCもPKで敗戦。
他5チームはラトルズ含め全てPKで辛勝と軒並み苦戦する結果になりました。

FCサンシン 1(4PK3)1 ECふじみ野大井コスモス
日高クラブ 0-1 与野八王子クラブ
川越わくいFC 1(8PK7)1 S.F.C
深谷クラブ 0(7PK6)0 FC.BOWTH
大里FC 0(3PK2)0 1FCかんだ
FC岡部1993 1(7PK6)1 FC.Comrade
戸田SC 4-2 川口SC
北坂戸SC 1(6PK7)1 大宮西SC
FCファンタ 0-1 アルドール狭山FC
毛呂山SC 1(6PK7)1 FC和光パショネット
RAMUSHI.S.C 1-2 鴻巣クラブ
越谷WEST 1(4PK3)1 デル・ブルーダー
川高蹴球会 0-1 FC鶴ヶ島
宮原クラブ 不戦勝 FC岡ントス
はぐれメタルズ 3-0 越生SC

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